マッピー[AC][FC][GBA][Wii VC][その他]
ネズミの警官であるマッピーを捜査して、猫の泥棒であるニャームコたちが盗んだ盗品を回収していくアクションゲーム。
思えば、このゲームとエキサイトバイクが私の最初期にプレイしたものだと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マッピー
ネズミの警官と、猫の泥棒一味という何だかへんてこな構図。
よくよく考えてみたら、ギャングから逃げ回る警官っておかしくない?
普通逆じゃない?
というのは捨て置いて、特筆すべきはやはり音楽。
いわゆるゲームの音楽で、初めてちゃんとした音楽がついている(すぎやまこういち談)と言われたゲームですね。
ステージBGMもいいのですが、やっぱりボーナスステージBGMですよ。
てっててれ てっ てってれ てって てれてて♪
てっててれ てっ てってれ てって てれーて♪
てれてててててれって てって てれれて♪
てれてててててれって てっててれってー♪
てっててれ てっ てってれ てって てれてて♪
てっててれ てっ てってれ てって てれれて♪
てれててててれってって てって てれって てっ♪
Mappy Music – Bonus Round
BGM一周がちょうどボーナスステージの制限時間になっていて聴覚的に分かりやすく、何より軽快で楽しくってそこにトランポリンの間の抜けたぽよんって音がすっごくマッチしていて。
最初にボーナスステージに突入するのも2面クリア後と初級者がギリギリ辿り着けるであろう親切難易度。
ここって多分すっごく重要。
初級者でも一度はボーナスステージは聞けるんですから。
例え制限時間内にクリア出来なかったとしても、BGMを一周聞けるんですから充分満足。
なハズ。
もちろん、ステージBGMもいいです。
特にあんまり同じステージでギャング猫一味とキャッキャウフフしてると HURRY! と画面に表示され、それまでのんびり流れていたBGMが一気にテンポアップ。
やばい!さっさと盗品回収しないといけない!という気持ちに否が応でもされます。
実際、あんまり同じステージに長時間居ると、永久パターン防止キャラクターが出てきて触れると一発即死になりますし。
ゲーム制ですが、単純ですがそれ故の戦略性を立てることが必要ですね。
AC版で六階、FC版で五階建ての屋敷の中にある盗品を全て回収していくのが目的です。
ニャームコたちに触れるとミスになるので基本は逃げ回りながらの回収ですね。
フロアの移動手段はトランポリン。
トランポリンに乗って上下に移動している間は無敵ですが、連続して5回跳ねると、その5回目にトランポリンが破れて墜落死するので注意。
得点を稼ぐ方法は主に二つです。
一つは盗品の回収。
ステージに散らばっているラジカセや金庫、絵画などを回収することで得点が貰えます。
このアイテムはペアで設置されていて、片方を取るともう片方が点滅し始め、この点滅している状態のを取ると得点が2倍になります。
これを立て続けにしていくと、2倍3倍4倍と増えていくので、取る順番にも気を使います。
もう一つの得点の方法はパワードアによる敵一掃。
フロアにはドアが設置されていてボタンで開閉させることができるのですが、なんか分厚いドアがありまして、そのドアを開けると衝撃波が横に出ます。
その衝撃波にニャームコを巻き込むと画面から一定時間退場して貰うのと同時に得点が入ります。
もちろん、多くの敵を一発で仕留めればそれだけ得点が跳ね上がるのでラッキー。
あとはベルとか落とし穴落としとかでも得点が入りますが、まぁそういうことですよ。
そんでちょっとした上級テクニックですが、ドアの開閉はボタンで行うのですが乗っているフロアの進行方向のドアの開閉が出来るんですね。
そして、ドアを挟んでニャームコたちと対峙したときに、ドアをこっちの操作で開閉させてドアをぶつけると、気絶します。
また、開いているドアを閉める時、もしくは閉まったドアを開ける時、自分にドアをぶつける形で閉めると一気に移動します。
この間にぶつかった敵も、気絶します。
追い詰められても、諦めることは全然無いんですよ、ドアが目の前にあれば脱出できる可能性はゼロじゃない!
ナムコと言えばパックマンなのでしょうけれど、私の中ではマッピーです。
ただし、プレイ歴的にアーケード版ではなくファミコン版の。
単体タイトルでは記事タイトルの以外にゲームギアとか携帯アプリとかにも移植されていますし、レトロゲームをまとめて一本のソフトに収録しているナムコミュージアムにも収録されているので、PSを初めとして様々な機種でプレイすることが出来ます。
Xbox360でもプレイできるそうですし、本当にどの機種でもプレイできるんですねぇー。
さぁ、皆もあの軽快な音楽で、画面の中を縦横無尽に走り回ろう!
トランポリンで跳ね回ろう!
そんで跳ねすぎてトランポリンが千切れて墜落死!
ててれててって てんてれん てん♪
ディスカッション
コメント一覧
上の鼻歌はちゃんとメロディーパートなんですね。音ゲーマーはえてしてベースの部分をメインに脳内再生してしまう傾向があるので。
個人的にナムコとコナミはこの頃からBGMに力を入れてるイメージがありますけど、ナムコはゲームのピコピコ音をテクノポップ方面に展開していったのに対してコナミは曲の展開を重視して音作りをしていった印象ですね。
あの頃のナムコorコナミサウンドに比べて今は…っていう意見もありますが、主力音ゲーをナムコorコナミがリリースしてるのは、こういった昔からの蓄積があったからこそだと思うんですよね。
悪魔城伝説でBGMについて一切書かなかったお嬢がBGMについて書いている…。基準は何なんだ。
>aiueo
音の制約の中でやりくりするのがナムコなら、その制約を取っ払うためにやりくりするのがコナミ。
wikiでプーヤンのページ見て何となくそう思いました。
何となくそう思っただけで当たってるのかは不明。
>
それ某所でも言われましたなー、悪魔城伝説をミュートでプレイとか縛りプレイにも程があるみたいな感じで。
そーいやーMGSでもモノラルでプレイしてたら無線で「君はもしかしてモノラルでプレイしているのか?!」って心底驚かれましたー。
つまりはまぁ音に対する私の姿勢ってこんなんで、基準も完全に趣味先行。
全然深い意味は無かった!ぎゃふん。
むしろ「マッピー」の語源について一言も触れていない方が意外だった。はりす嬢の好きそうなネタなのに。
音関連で言うと、コナミは84年ぐらいから、自社のアーケード用基板に従来のPSGに加えてSCCっぽい独自音源チップを載せたりしてるな。
かと思うとナムコは、FM音源全盛でそろそろPCM音源が本格普及してくるかという時期になって、わざわざ懐かしの通称「ナムコPSG」を引っ張り出してきてワースタ等に載せたりしてるのが面白い。
>
全自動迷路探索ロボット「マッピー」。
これを一文字変えると全自動メイド探索ロボット「マッピー」となり、秋葉原で様々なメイド喫茶に連れて行ってくれるナイス案内ロボ。
とかなんとか。
音源かー。
家にフロッピーにmidi入れるとそれが聞ける機械があるけど、それも音源なんでしょうか、さっぱりでござい。