【JBG音楽院:サウンドクリエイト科】Tatshがプロの作曲方法を伝授 【新規開講】サウンドC科:残り1名

http://sound.jbg-ongakuin.com/

「プロの流儀コース」は、現役のプロの作曲家の方が特別講師となり、自身が作曲をする際の「心構え」「作曲技法」「DTMの操作」「メロディの作り方」「サウンドの選び方」「エフェクトの掛け方」「ミックスの仕方」「サウンドプロデュース論」など、仕事を通じて必要とされるプロならではの流儀(スタイル)を、10回の講義で体系的に学んで頂けます。

「心構え」

Tatshは、もともとはKONAMIの社員でした。
コンポーザーとしてbeatmaniaIIDXにも曲を提供しており、その作風は良くも悪くも賛否両論と言った感じ。

いや、どちらかと言えば当時は「否」がものすごい多い方でした。
GENOCIDEという曲を提供したのですが、コレがまぁ、なかなか人を選ぶ感じの曲。
[720P] IIDX IIDX RED – GENOCIDE (SPA) Autoplay

譜面の難易度も前半が難しく、後半が簡単という極端な感じでしてねぇ。
特に「無音ノート」と呼ばれる、叩いても音がならないものが含まれているとも言われまして(本当かどうかは不明)「音ゲーとしての根幹を否定した!」と叩かれました。

次作で発表したXepherも、途中のX字譜面がアレだったらしく、叩かれました。
beatmania IIDX Xepher [A]正規,乱(手元付き)
55秒あたり。

そして、更に次作で発表したThe Dirty of Loudness
全押し+スクラッチという譜面は、当時のIIDXプレイヤーからの反発が恐ろしく高いものでした。
The Dirty of Loudness AAA&FC(BeatManiaIIDX 16cs).mp4

曲そのものの評価も結構別れますが、何よりゲーム部分である譜面に対する酷評が目立ちましたね。
時には駄譜面、糞譜面とも呼ばれる程に。
特にThe Dirty of Loudnessの頃がピークで、糞譜面メーカーという認識がほぼ確定的になっていました。
まぁ、賛否両論極端系の譜面であるBroadbandedのコメントで
Tatshが曲よりも先に譜面について語った ≒ Tatshが譜面を作った ≒ Tatshが作る譜面は糞
と推測されたのもありますが・・・。
http://www.konami.jp/am/bm2dx/bm2dx13/song/broadbanded.html
Broadbanded / SADA

そして、Tatshは数多くの叩きを背に受けつつ、コナミを退社し、音ゲー界から姿を消しました。

しかし、去った後。
無くしてから気が付くというのか、Tatshはだんだん再評価をされていきます。
時が癒したのか、皆丸くなったのか。
ともかく、Tatsh待望論はだんだんと強くなって行きました。
あれだけ糞譜面と呼ばれた譜面も、今や「Tatshの個性」「練習になる譜面」と呼ばれる程に。

そして、The Dirty of Loudnessから3年後。
Tatshはreunionという曲と共に、beatmaniaIIDXに帰って来ます。
その曲の譜面は、正にあの時のTatshそのまま
beatmania IIDX Resort Anthem reunionanother

Another譜面では、曲が始まっていきなりX譜面、中盤でX譜面を超えるXX譜面、全体的に押しにくさ抜群の道中、定期的に押し寄せる局所難、そして曲の〆に全押しと、あまりにもTatshすぎる譜面で復活を強烈にアピールした
ニコニコ大百科:Tatshより)

Tatshは
叩かれ
姿を消し
渇望され
戻って来ました。

アニソンやVOCALOID、東方アレンジなど、様々な場所で活躍した実績を引っさげて戻って来ました。
黙して語らず、しかし曲と譜面を見れば一目でわかる、そこにいたのは紛れも無くTatshだった、と。

そういうところが、「プロの心構え」なのかなぁ、とかなんとか。

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