マッドマックス 怒りのデスロード 感想

時は世紀末、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた……。
だが、V8エンジンを信仰する宗教団体は元気に20年くらい運営し続けていた!!
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公式サイト

という感じのオープニングで始まるマッドマックス怒りのデスロードです。
ストーリーはあっち行ってこっち行ってみたりしてました。以上です。

マッドマックスシリーズ30年ぶりの新作で話題作!ということで見に行ったのですがまぁーーーすごい。120分の映画でこのうち爆発していない時間の方が短いんじゃないかってくらい爆発します。開始して15分以内に爆発する映画は良い映画みたいな持論があるのですが、この持論だと間違い無く良い映画です。

爆発しまくるカーアクションが連続するのですが、これがすごーく見やすい。130台も作って撮影に挑んだということで改造車が所狭しとわちゃわちゃ出てくるのですが、あっちこっちで爆発しまくるのに見づらさはほとんど感じません。
砂漠のど真ん中を真っ直ぐ疾走し続けるカーチェイスなので曲がることはほとんど無いこと、基本的に主人公たちが乗っているトラックの上か横でどんちゃん騒ぎしていること、この2点のおかげか今どこで何が起こっているのか非常にわかりやすい。
そこに加えて体当りする時ぐらいしかハンドル切らないので、マックススピードで本当に止まるまで全編ノンストップ!カッコイイ!!
カーアクションで歯食いしばって見てたの久々かも。

ストーリーの緩急や世界背景の見せ方も良い感じ。
銃で脅迫してて画面全体が緊張しているのも構わずに拘束帯を外すためにヤスリでゴシゴシするのとかギャップがすごくて実際のアクションシーン以外でも突っ走ってる。
あと、映画全体で説明口調は避けてキャラの行動や背景の小物などで簡潔にわかるようすごい配慮されてました。
先ほどのアクションシーンがスゴい観やすかったというのにも通じますが、例えば主人公のマックスがすごい空気読まないと言うか読めないのをセリフで用意はされていません。それでも拘束具ヤスリゴシゴシとか、車の先端に磔にされてて大人しく聞こえない声量で愚痴愚痴うめいていたのに、インターセプター乗り回してるウォーボーイズ(敵)を発見すると「俺の車だぞ!」って大声でガチ切れするのとか、自分さえ良ければあとはどうでもいい風の模写がてんこ盛りでコイツはこんな奴ってのがわかりやすい。
イモータンジョーが砦をウロウロするシーンで各所施設をさらっと見せて「ここすっげえ住みやすいやんけ!」ってのも分かって後半への伏線になってますし、映画をすごい丁寧に作ってるのが伝わってきますねぇ。

キャラクター造形にしても全員が全員生きるために全開フルスロットルノーブレーキ!!で嫌味がほとんどない。ウォーボーイズとか予告だとショッカー戦闘員みたいなイメージだったんですが、実際は汚染された世界で病気などにより寿命が短い中で、振興と洗脳によってより良く生きより良く死ぬために後悔なく全力で行動するヤツラでした。彼ら全員にそれぞれドラマがある!!そうなると他の個別名有りキャラとか濃すぎる世界観で誰一人埋もれること無く全力投球ですよ。
人喰い男爵なんで紳士な格好してるのに胸のところだけ穴空いてるの!?そこはイジるなー!!とかなんとか。

と言う訳で、マッドマックス怒りのデスロード、オススメです!
映画は動いて飛んで跳ねて爆発するのが良いよね!って言う人はもうぜひとも劇場の巨大スクリーンで観ましょう。
盲目ギター戦士火炎放射器付きを見るだけで「元取ったゾコレ!」ってなること間違いなし!!

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