白壁さんの冬休み三日目:SNOW MIKU LIVE! 2015潜入とバーチャルアイドルライブの考察

北海道旅行最終日。
その時白壁さん(@sirokabe_)は今まで特に興味も無かったボカロライブの会場に居た。これまでbeatmaniaIIDXに収録されたGUMI曲程度しか接点が無かった白壁さんの運命やいかに!?

はりす
それにしても、なんで特にVOCALOIDファンでも無いのに初音ミクライブに行ったんです?

白壁
冬の北海道観光ということで、雪まつりについて調べていたら 『そういえば、ちょっと昔に初音ミクの雪像がどうとかニュースでやってたし、なんかネタになる雪像があるのかなー』って調べてみたところ、初音ミクの雪像は毎年作られていて、しかも初音ミクのライブも開催されることが判明。
「ボカロのライブってどういうことなんだ?歌い手の人が出てくるのか、ボカロPの人がDJブースみたいなところで曲かけるのか?」と思い詳しく調べたところ、ボカロキャラの映像流してそれに声援を送る集まりだということも判明。

はりす
ライブ収録のDVD鑑賞会的な。

白壁
このボカロライブ、この公演はよかったとかイマイチとか同じ曲目でも評価が分かれている。つまり、単にモニタに映像を流してるわけではない?なぜこの映像観賞会が多くの人を惹きつけるのか?どうも映像の投影方法が特殊らしいが…。

はりす
おぉー懐かしい。私が人生で最もVOCALOIDと近付いてた頃(DIVA ACにハマっていた頃)にやってたライブだ。

白壁
この動画、前半部が評判が悪かったライブで「モニターにキャラ映してるだけ」、後半が評判の良かったライブで「立体感がある」というコメントが流れてるよね。
ということは、ファンもただの映像観賞会では満足していない?ただ映像を流してるだけでは無い何かがこのライブにはあるのか?という疑問が出たのでね。

はりす
確かめ勢だった。やはり自分自身で感じるのが一番なのかー。

SNOW MIKU 2015

白壁
ではライブの話の前に、当日の動きを写真とともに1枚ずつ解説していこう。

はりす
わーい解説勢!

白壁
まず向かったのはビール工場見学。

ビール工場

ビール工場

はりす
最近のビール工場アニメアニメしてる。

白壁
アニメじゃないよゲームだよ。ビール工場の変貌に驚きながら中に入ると次世代技術の見本市が!
例えばこういうミストスクリーンってやつ。

ミストスクリーン

ミストスクリーン

はりす
陽炎みたいにゆらゆら感ある。

白壁
実際肉眼で見えるのもこれと大差ないです。特徴はすりぬけられる点、冬の乾燥している時期に活躍しそうという点。

はりす
高いお金だして透明スクリーン作るよりもいいねって感じか。

白壁
でもこれだと「初音ミクの召喚(不安定)」って感じですね、一方向からしか見えないし。

はりす
ジョーズ19はもうちょっと先かー。

白壁
次はVR体験。バーチャルボーイのようなものを頭に固定します。椅子に座ろうとして椅子を動かそうとすると「距離の関係で椅子はこの位置でお願いします」って言われる。

バーチャルリアリティ

バーチャルリアリティ体験

はりす
自分が機械に合わせるタイプだった。やっぱり飛び出すの?

白壁
3DSのように深度がある感じ。奥に広がって見えて、そこに遠近感があるタイプ。こっちに飛び出てくる感じではないね。

はりす
3D対応テレビの宣伝でよく聞いたやつ。

白壁
見える映像はこんな感じ。

  1. 雪原が広がってて、しばらくすると雪ミクが出現。頭を左右に動かしても常にこっちを見てくる。
  2. しばらくすると顔を赤らめて手を差し出す。手を差し出す方向も、こちらの頭の位置によって変わり、常にこっちに向かって手を差し出してる。
  3. しばらくすると消滅。おしまい。

はりす
消えてしまった。儚い。

白壁
イメージとしてはフルカラーバーチャルボーイ。横井軍平さんは未来に生きていたね。

はりす
己とゲームとの一対一での勝負を求められるあのゲーム機かー。

白壁
このバーチャルリアリティ体験は「初音ミクの召喚」というより「あっち側(電子の世界)を垣間見ることができる」って感じ。欠点は、ゴツイ機器を装着しないといけない点と、決められた場所に座る形でしか楽しめない点かな?

はりす
広大な雪原が広がるけど歩ける範囲は四畳半。未来感ある!(ディストピアだそれ)

白壁
次の画像は2Fから見下ろした写真ですね。
左から

  • VR体験コーナー
  • 人形展示
  • 人形焼きみいたいな食べ物販売
  • SEGAのグッズ販売
  • DIVA AC/Project MIRAIでらっくす試遊
  • ガチャガチャコーナー
  • 右手前が公式グッズ販売

となっております。

ビール工場とは

ビール工場とはなんだったのか

はりす
ぎゅうぎゅう詰めだった。ビール工場とは一体……。

白壁
次の画像は本来あるべき姿のビール工場ですね。ここはいくつかの建物がつながっていて、ビール工場跡地を活かして作った複合型商業施設とのこと。
札幌市中央区のサッポロファクトリー
サッポロファクトリー – Wikipedia

サッポロファクトリー

サッポロファクトリー

はりす
平日人いないのかー商業施設は大変だ。

札幌駅から少し外れにあるためか、市内の商業施設としては土休日と平日の混雑度の差が比較的大きく、専ら前者の方が混雑する。

引用元:サッポロファクトリー – Wikipedia

白壁
次はダイハツのミラの限定バージョンの展示ですね。

ミラココア

ミラココア

はりす
シートもミクだ。買えるの?

白壁
累計で30台ほど売れたらしい。
https://twitter.com/noisemaze/status/563825185048903680/

はりす
すごい。どんどんコラボしてどんどん売ろう。

白壁
次の画像はお待ちかね、ミクダヨーダーツ。

ミクダヨーダーツ

ミクダヨーダーツ

はりす
ダヨ氏!

白壁
写真では撮れてないけど、雪ミクダヨーの手で発火してるのは雪の結晶です。
ボールを投げて当たった場所の寿司ネタが高級になるほどポイントアップ、何回か投げた合計ポイントに応じてプレゼントがもらえるらしい。

はりす
「特上寿司以外持ってこないで!!」(5:02~)

白壁
次の画像はライブ会場前に停まっていた社用車です。ナンバープレートが写ってるのでまずいですね。

初音ミク的社用車

初音ミク的社用車

はりす
3939

白壁
隣のも社用車。

はりす
3939

白壁
次はライブで使用済サイリウムとメルトのサビのところで降ってきた銀テープ。

ライブおわり

ライブの余韻

はりす
降ってきたかー。

白壁
よくあるパーン!って射出されるやつ。

はりす
あるある。ポン菓子的な。

白壁
裏が青緑色になっているのもポイント。

はりす
色んな所で初音ミクプッシュだった。やはりやるなら徹底的にが一番。

白壁
この画像はボカロPライブ開始前の様子。

ボカロPライブ開始前

ボカロPライブ開始前

はりす
ボカロPがiPod持ってきて音楽再生するの?

白壁
キーボードで演奏してましたね。

はりす
生演奏勢!

白壁
雪像の所で流れてたテーマ曲作った人ですね。

はりす
ロートロートロートー♪

白壁
違います。

はりす
違った!

はりす
次のクリスマスツリーとの悪魔合体画像すごい

新千歳空港雪ミクツリー

新千歳空港雪ミクツリー

白壁
新千歳空港での悪魔合体ですねぇ。
新千歳空港に全長6メートルの「雪ミクツリー」登場! 点灯式にはミクダヨーさんも襲来 – ねとらぼ

はりす
ダヨッ!

白壁
次の画像は3DSのすれちがい通信ですね。1年以上前のソフトが・・・どうして・・・。
で、Project mirai2の体験版を落してみたヨー

一年以上前のソフト
体験版ダヨー!

miraiダヨー

はりす
ダヨッ!(鳴き声)

白壁
画像は以上です。

はりす
ダヨッ!(ありがとう!)

SNOW MIKU 2015

SNOW MIKU 2015

SNOW MIKU LIVE! 2015の感想

白壁
ライブは想像以上だった。まさかこれほどまでに存在感があるとは…電子の世界を一時的に召喚することに成功してしまったかー。

はりす
あたかもそこに存在するように。

白壁
『初音ミクとはなにか?』みたいな記事を色々読んでみたんだけど、BEMANIシリーズでは基本的に音楽という面に集約されるところが、初音ミクは「音楽を作れるツール」と「バーチャルアイドル」の2つのアプローチがあってどちらも根幹を成してるという点がありますよね。
BEMANIシリーズでいうとポップンが近いという印象。

はりす
ポップンワールドの神ことMZDが開催するパーティがポップンシリーズとかなんとか。

白壁
クリプトン社の社長のいろんなコメント見ると「音楽を作れるソフトです」ってのを結構強調してるイメージ。
その一方で雪祭りパンフレットとかメディアの報道だと「バーチャルアイドル」って取り上げ方されてるよね。

はりす
確かに。

白壁
そっちの方がニュース的に面白いし。

はりす
「我々が知らない何か」ということで一般層も「へー」で済ませることが可能。

白壁
「おいこいつら映像に向かって声援送ってるぜクレイジーだぜHAHAHA」ってやつ。
アメリカで初音ミクライブやった時の現地のニュースとか
「それでは現場のデイブさん。デイブはホログラムじゃありません。本物です」
「Yeah,俺はホンモノだよ」
みたいな感じだったし。(0:28~)

はりす
非実在性アイドル扱いは国をまたいでも同じか。

バーチャルアイドルライブの考察

白壁
「初音ミクって本当にマトモな音楽が作れるソフトなのかー?」って疑問はDIVA ACやったら良い曲たくさんあったから解決したけど「人はバーチャルアイドルをどのように認識するのかー?」という疑問は解けなかった。
ライブに行けばそれが分かると思った。

問1:キャラクターが作られていれば、その存在を信じる事ができる?
 → でも、モニタで上映しただけのライブは酷評されてた(ミクパ2011東京
 → キャラクターの映像があれば成立するわけではない

はりす
ミストスクリーンに投影された初音ミクさんに興奮する人はあまりいないと思われるのと通じそう。

白壁
問2:映像(生中継でもない)に向かって声援を送る、それは誰に対して送られるものなのか
 → 楽曲を作ったボカロPなのか?演奏しているバンドに対してなのか?この場でバーチャルアイドルの存在を信じている同胞に対してなのか?このライブを開催できたクリプトン社やセガに対してなのか?

答1:そこにあたかも実在しているかのように思えるほど存在感のある映像があるから、その存在の「可能性を」信じることができる。また、このような高度な映像表現を見る事自体に価値を見出す人も存在する。

答2:声援は作曲者でも主催者でもなく『初音ミク』に対して送られている。高度な映像技術を見ることに価値を見出す層についても、その高度な技術を賞賛する対象はSEGAとかなんだろうけど、一応そこは初音ミクを通して間接的に声援を送ろうという感じになっている?
× SEGAすごいぞ!
○ キャーミクさーん!(キャーSEGAさーん!)

TDLのエレクトリカルパレードで声援を送る人たちは、アクター(演者)に対して賞賛を送ってるわけでも、企画したオリエンタルランド(日本のディズニーランド)に賞賛を送ってるわけでもなく、ミッキーやプーさんやアナやエルサに送ってるわけでしょ。

はりす
確かに。

白壁
「アナ雪のポスターが貼られた板」が台車で移動してきても歓声は起きない。

はりす
アイドルやアニメなどの宣伝トラックに対して歓声が起こるのは違う意味。

白壁
あくまでアクターが、どう見てもアナとエルサにしか見えない姿で登場してくることで「アナやエルサは実在しないけど、今この場では実在してるんじゃないかって可能性を抱ける」ということから賞賛しているわけで。
「このパレードやってる人達、この寒いのにこんな恰好で大変だなぁ」ってのは嫌々家族サービスでTDLに来てるお父さんお爺ちゃんくらいなのでは?
まぁそれはともかく「存在している可能性を抱ける水準の演出」があればバーチャルな存在にも価値を見出だせるということかな?

はりす
他の例ですと何がありますかねぇ、エンタメ関連にとってはここが最も重要でコンテンツとしての生き死にを左右しそう。

白壁
ガンダム。
細かい現実味のありそうなような設定を色々くっつけることで「ガンダムってありえるんじゃね?」って気になれば・・・。
はりす
実際に建てちゃうことも可能。

白壁
アニメ。
ネロは存在しないし、別にそんな史実があったわけでもないけど、ネロが昇天すると悲しい。
はりす
フラダンスの犬。

白壁
IIDX9th
ゲームは開店時に既に起動してるんだけど、デモでローディングバーがピーピピピピピ…シューオシャーオ!ってなってる。IIDXシステムが今起動したよ!オンラインの世界にゲットアクセスだよ!
はりす
ピピリーピピッピピッピピピリー

白壁
そしてミクさん。
ミクさんは存在しないけど、目の前でライブやってるし、声援を送らなきゃ。
はりす
「CGだって事は忘れて今日は思いっきり楽しんでってねー!」
「「「ウォォォォー!」」」
初音ミクって「G子」じゃん うすた京介の先見性は凄いな | ログ速

はりす
「踊らにゃ損損」という歌詞あたりからも、祭りは楽しまなければならないという風土からも、そういう「非日常体験を楽しむ」というのを後押ししてるのかも。

白壁
あと今回の旅行で感じたのは、初音ミクのファン層って意外とファミリー層も多めだった印象。
小さい子供が初音ミクコーナーに「わーい」って走っていこうとして母親が「雪ミク見ていくのー?」って会話してるくらい地域には浸透してるのかーとかなんとか。

はりす
そこに待ち構えたダヨーさんが腕を振り下ろしてこう!とかなんとか。


という訳で初音ミクライブ潜入と、バーチャルアイドルライブの考察でした。
私もDIVA ACを初めの3年ほどだけプレイしてあとは「ミクちゃんかわいいー」って感じなだけなので最近の動向も詳しくは知らないのですが、相変わらずかなり元気そうで何よりです。北海道という地域コンテンツとしての役割も担えているようで、今後ますますの発展も出来そうですね。
これからもバーチャルアイドルの魁として、電子の世界と現実世界の橋渡しとして歌を歌い続けてもらいましょう。

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