ロックマンX6[PS]

2022年4月14日

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https://ja.wikipedia.org/wiki/ロックマンX6

プレイ時間 5時間39分
レスキュー人数 116人 1人行方不明
ハンターランク GA
ナイトメアソウル 4603

私のロックマンX6の最終戦績はこんな感じ。
プレイ時間は3回ほどリセットかけたので実際は6時間と少し程度かと。

まず全体を通して難易度はちょいと高め。
ボスの強さも極端に雑魚なやつと少々きついボスとちょいと極端。
ちなみにクリア特典もいくつかあるので、二週目以降も楽しめます。

んでは、

幾つかの良い点。

・攻略のヒントがある
隠し通路のヒントや、敵の設定などを教えてくれます。
無視したい場合は無視しても良いので、初心者救済措置的な位置かな?
これは良い点だと思います。
実を言うと前作でもあったんですが、強制的に聞かされるのでちょいとアレでした。
今回は任意ですので安心だ。

・キャラクターボイスが色々とあって豪華
続編モノなのでどうしても前作と比べてしまいますが、前作であるX5と比べると声優さんが増えて賑やかな感じになりました。
何度かあるデモでもフルボイスでしゃべってくれるので楽しいです。
ボスも設定で魅力的な部分を見せてくれます。
あと戦闘中もしゃべるし。

・エイリア可愛い
同じく前作と比べてですが。
前作でのキツいキャリアウーマン的なエイリアが性格的な意味でちょっと丸っこくなって可愛くなりました。
エンディングで見られる髪を下ろした研修生時代のエイリアは本当に可愛い。
さすが最強化である。

そして、ちょっとどうかなーと思う点。

・どうしようもないシチュエーションが存在する
知らなきゃ死ぬというシチュエーション(弾幕STGの巨大弾や、ガンシューティングの突然目の前ナイフ兵みたいな)はいくらでもOKなのですが、知ってても死ぬしかないシチュエーション、将棋で言う詰みが存在します。

どんな感じかというと、空中ダッシュが出来ないと詰みます。
rockx6.gif
そこのステージに来てしまったが最後、空中ダッシュが出来ないアーマーだとゲームオーバーになるまで「死に続ける」しかなくなります。
こうならないためには、空中ダッシュが出来ないアーマーを使う場合はそのステージには行かないこと、あるいは空中ダッシュが出来るアーマー、キャラクターを使うことです。
ただ、このシチュエーションはクリア必須のステージには無いので良心的。(?)

もう一つ、別ルートのボスも状況によっては詰みます。
具体的に言うと攻略バレですから言いませんが、決まった攻撃を決まった手順でやるんですけどその手順がどうやったって出来ない状況があります。
まぁこれもクリア必須ではないからまだ良心的。

あと一つあるんですけど、それは後述。

まぁ、これを抜きにしても相変わらずティウンティウンするステージ配置だらけなんですけど。
今までもそうだったしこれは別にいいけど。
今回はいつにもましてハイペースな気もするけどね。

・レスキューシステムの微妙な出来
以上のようにティウンティウンしまくるため、救済措置のつもりなのか1UPアイテムが本当に豊富にあります。
ただその1UPとはレスキュー要員の事で、助けずに放っておくとナイトメアという敵に取り込まれて死んじゃう可能性があるのが玉にキズ。
一応、レスキュー要員は助けたのはリストアップされるので集めて楽しいし、場合によってはパワーアップアイテム持ってたりで、コンプリート魂を揺さぶられたりはしたりします。
その割には一度死んだら二度と復活しないので繰り返し挑戦する気持ちは著しく削がれます。
失敗したらリセット押して最後にセーブしたとこからやり直すしかないのである。

これだと収集系ではなくノーミス系で、128人という膨大な人数はちょいと難易度高過ぎな感じ。
私が何故3回リセットしたかというと、これを普通にミスったから。
そして何故全員助けていないかというと、気が付いたら1人行方不明になってたから。
ありゃりゃ。

やりたくないならやらないでいいんですけど。

でも「パワーアップアイテムを持っている」ということのせいで、アーマーによっては結局必須になったりするのもちょいとねぇ。
何故かというとやっぱり詰むシチュエーションがあるということ。
詳しく言うと「ハイジャンプ」のパワーアップアイテムがないと、またもや詰むのです、アーマーによっては。
128人のレスキュー要員の誰かがこのアイテムを持ってます。

この必要となるシチュエーションはクリア必須の道中という。
隠し要素として特定のアーマーでないと行けないところを作るのは構わないんですけど、クリアーするのに必須の道中に作るのはどうかと。

まぁフォローしておくと、アーマー縛りをしなければ詰むという状況は無いということではあります。

ハイジャンプをもっているレスキュー要員が行方不明とかになった場合は、上方向にダッシュが出来るアーマー、もしくはゼロを助け出すことでクリアは出来ますし。
致命的にゼロを使えないとか、アーマーのカプセルの場所が判らないと詰むけど。

・ステージが異様に短いところと妙に長いところがある
あるステージは本当にちょっ早で終了するくらい短いのです。これには初見ビックリ。
また、あるステージは中ボス戦が連続するんですけど、強制スクロールということもあってか非常にスピードが緩慢で長く感じます。
下手するとダレる。
これらを足して2で割るくらいの長さにはならないのかしら。

・存在意義がよくわからないキャラが・・・
思わせぶりに出てきた割には、気が付いたら退場していたのが一人。
あんた何しに来たんだ。。。

項目別だとこんな感じかなー。
「ちょっとどうかなという点」がやたらめったら長くなりましたけど、イマイチな点を説明するときは総じてそんなモノです。

細部を見ると結構頑張ってるんですよ。
ボス戦にしても今までで初めてであろう倒し方をするボスとかありますし。

このX6を、はじめてのXシリーズ作品として選ぶのはオススメできかねます。
他のXシリーズをやっている人、アクションゲームに自信ある人にはやってみそ、と言えます。

そんな感じ。