AIで手軽にアプリを作れる時代の到来。でもそのアプリがどう動いてるかを誰もチェックしていない時代
最近、「生成AIによるコーディング」ってのが気になってます。
要するにAIが自動でプログラムを書いてくれるって話なんですが、今の自分の状況を書き留めておこうかなと。
なお私は義務教育でプログラミングの授業を受けておらず、何もかもフワッとしている!
生成AIによるコーディングと最近の実例
まず生成AIによるコーディングとは、AIに「こんなアプリが欲しい!」って伝えるだけでコード(プログラム)を自動生成してくれる技術のことを指します。
たとえば、「旅行の予定を管理するアプリが欲しい!」って言えば、数分でできちゃうイメージです。プログラミングの知識がなくても、欲しいものがあれば形にできる!すごい!
で、私も下記のようにいろいろとAIに作ってもらいました。
- 特定のフォルダ以下に入っているファイル名を全部コピーするアプリ
- 特定のフォルダの中に入ってる動画ファイルをmp3ファイルに変換するアプリ
- 今開いているページの画像のURLを一括取得するブックマークレット
- 今開いているウィンドウ内のタブのURLを一括でコピーするChrome用拡張機能
上2つはアプリというよりコマンドプロンプトのコマンドを教えてもらった感じなのでアプリではないかもしれない。謎。
Chrome用拡張機能は使っていた拡張機能がバージョンが古くて無効化されてしまったので作らせたら、「Chrome標準機能でその機能を呼べばOKだから、そうやるボタンを作るやで」と作ってくれました。割と満足。
ともかくとまぁ、Grok3くんはようやっとる。
保守性という意味では、ブックマークレットやChrome拡張は今後も使うかもしれませんが、ファイル名取得アプリとMP3変換アプリは2回目は今のところないですね。
ただまあ、昔ならVectorや窓の杜、最近でもマイクロソフトストアで変換アプリを探したりしてたのが、結果だけ欲しいなら手元で聞いて実行するだけで済むんだから、手軽な時代になったですなあ。
Vector: トップ / ダウンロード / Windows11/10/8/7/Vista/XP/2000/NT / 画像&サウンド / 音声 録音・再生 / 変換
ちょっと待って!デメリットもあるよ(AI見出し仕草)
でも、ただ便利なだけじゃないのも事実。
AIが作ったプログラムに何があるのか私にはわからないし、どうして動いているのか人の目が入ってないから怖い。人の目が入ってるから怖くないという話ではないですけど。
文系の非エンジニアだけどコーディングエージェントで自分用アプリ作った 超便利だけど超怖い「素人AI爆速開発」:「AIで試行錯誤」の現場から – ITmedia AI+
AIによる反乱(?)でせっかく書いた成果を吹き飛ばされてる人もいるし、書いてあることが最低限でもわからないとそのうち私のパソコンも rm -rf で全部吹き飛ばされそう!
あと生成される成果物そのものに関しても品質が高いとは何かが分かっている人からのレビューがあって価値がある、とりあえず動くだけのものに価値はないって言われてますし、自分用ならともかく誰かに共有することを考えるとザッカーバーグのとりあえず世間に出してみようぜ!という精神も13年経ってすっかり時代遅れの考えになってしまっている?とかなんとか。
「多分動くと思うからリリースしようぜ」の本来の深い意味 #ポエム – Qiita
結局、これからはどうなるの?
AI生成コーディングで誰でもアプリが作れる技術が広がり便利になる一方、品質やスキルの問題、格差や倫理的な課題も出てくる昨今。
この技術をうまく活かすには、AIの使い方をみんなで学んだり、生成されたプログラムをチェックする仕組みを作ったりする必要があるのかも。
しかしそうなるとプログラムを作るためにAIへ課金し、チェックをお願いするための仕組みでまたコストがかかり、じゃあ自力でチェックするためには知識技術が必要なので学習リソースをかけて頑張って勉強して……。
今とあんまり変わんないのかも?技術が進むとチャンスが増えるけど、同時に責任も大きくなるんだなって思います。大きい責任を抱え込むには、自分の技術を地道に積み重ねないとやっぱダメか~。
AIくん全然人間の仕事奪わないやんけ!
ここまで読んでくれてありがとう!技術の進化ってワクワクするけど、考えることも多いですね。気になったらぜひシェアして、一緒に未来を語り合いましょう!(AI締め文仕草)
……やっぱキャラじゃないな!