【良質サバイバルゲーム】メタルギアサヴァイブ【ゲーム感想】
- METAL GEAR SURVIVE
- 発売日:2018年2月20日
- ゲオのセールで中古980円
- プレイ時間:22時間54分
- プレイver:1.15
- 評価:MGSVのシステムを使った良質なサバイバルアクションゲーム
メタルギアシリーズ最新作であり、シリーズの外伝的位置にあたる作品。
ということになっていますが、今作は特にシリーズの他作品と関係ないので、いきなりこれからやっても大丈夫です。
感想は良質なサバイバルアクションゲームです。
開始直後が一番大変ですが、だんだん楽になっていくので大丈夫!
MGSVのアクションシステムで快適操作
これの操作システムはメタルギアソリッドV(MGSV)の操作システムを流用しており、操作上の不満はほぼ無いです。
MGSVではガケの上に登った瞬間に滑って落ちる、通称「ズサー」がよく発生していましたが、今作では「ズサー」は発生しなかったので移動のストレス無し。
霧が立ち込めてチリがそこら中に舞っているという中々大変そうな処理も、FOXエンジンの「見た目の割に異様に軽い動作」という特色がいかんなく発揮されて、処理がモタつくようなシーンは皆無。。
初期型PS4(型番CUH-1000)でプレイしましたが、起動時やイベント間で大きく状況が変わる際のロード以外、待ち時間らしいものは無かったです。
ゲームの没入感を阻害することがないのは非常にありがたい…!
資源がない序盤が最もキツイ
武器・装備・施設建築などの素材が現地調達はもちろんのこと、食べ物や水、医薬品なども全部現地調達です。
序盤は壊滅した先発隊が残した施設を利用していくのですが、まぁあらゆるものが不足しているのでカツカツな状況に追い込まれます。
スタミナや渇きは50パーセントを下回り、銃みたいな遠距離武器も無くあるのは鉄パイプぐらい。
それで囲まれたら比喩抜きに一瞬で殺される化け物【ワンダラー】を相手に、バレないようにステルスで探索プレイ。
以下は前方に見える敵にだけ気をとられると、死角から敵が出てきて大変なことになるぞというチュートリアルみたいなもの。
まぁともかく、全編通して、最初の1/3くらいが一番大変でしたね。
何か強力なボスがいるわけじゃないんですが、環境が常に殺しに来るっていうか。
まぁ、生き残るためのサバイバルって多分そういうことでしょう。
資源と施設環境が揃い敵に慣れてくると無双が始まる
で、その過酷な序盤をどうにか乗り越えれば、中盤からはほぼほぼステータスに悩まされることがなくなるので、そこからサバイバルゲーム色は薄くなり、探索メインになってきます。
食べ物も飲み物も十分、武器装備も揃いはじめ、拠点施設は至れり尽くせり。
初めは脅威だったワンダラーも戦いの場数を踏んでいくことで赤子をひねるかのごとく楽に処理できるように。
ワンダラーの強さですが、MGSVの敵兵に比べるとかなり動きがスローモーでオマヌケさんってことである程度伝わるかなと。
シナリオは薄味だが起承転結はしっかりしてる
今回のプレイ時間である23時間は、シングルプレイのみのプレイ時間です。
このくらいの時間で1周できますが、シナリオ自体はそれほど多いものではないです。
起承転結はしっかりしてますし、張られていた伏線もしっかり回収、クリア後のゲームプレイにも自然につながるようにできています。
っていうか、独立型作戦支援用プログラムAI『ヴァージルAT-9』がすごいかわいい!メインヒロイン!やったーかわいいー!!でオールオッケー感ある!!
ですが、メタルギアシリーズの他作品とは関係なく始められると行った通り、メタルギアシリーズの一つとして見るとかなり薄口です。
新型メタルギアというものも出てきませんし、シリーズの要素は使われているけどそれはメインとはあんまり絡んでいません。
MGSVをプレイしていれば専門用語の理解がすんなり出来る程度、ですかねー。
メタルギアの新作がやりたい!という人だと肩透かしくらいますな。
まとめ:操作性快適な良質サバイバルゲーム『メタルギアサヴァイブ』
というわけで、メタルギアサヴァイブは操作システム良好でサバイバルゲームとしてオススメ!という評価ですー。
序盤のカツカツ資材でやりくりするのもあとから思えばキツイけど楽しかったですし、だからこそプレイの1つ1つにミスが出来ない緊張感が生まれて程よい難易度になってました。
中盤以降は慣れてサクサク進められるのも、どちらかと言えばクリア後の探索がメインなゲーム性のために早回しでやろうって感じだったのかもしれませんね。
最後にこのゲームがどのくらいサバイバルかというと、数秒本気で遭難した程度にはサバイバルです。
皆も、気になることがあっても、登山道から離れたりするのは……やめようね!!