第七回「極めろ!IIDXギャラリー道」~四天王とゾンビハンター~
トップランカー決定戦 中部・北陸エリア
このエリアから決勝に進出したのはZU。
このエリアの見所はやはり愛知四天王であるZUとWAGNASとJDR-OKと、前回最終決勝進出者ZENOの戦いでしたね。
愛知四天王というのは上記三人にCARP*Sを加えた四人を指します。
☆10付近が異様に強いZU
癖のある譜面にやたらと強いWAGNAS
超発狂にすげえ強いJDR-OK
WR湘南族で㌦に勝って一気に全国に名前が広まった簡単系譜面にめっちゃ強いCARP*S
そして前回最終決勝進出者であり、バイオハザードやデビルメイクライのタイムアタック全一の方が有名なZENO
ちょっと昔ですけど、ZENOと同じ三重には美少女ランカーSERAとかいて、懐かしいなぁ。
ニコ動で動画はあるみたいですね。
いつ見てもこの運指は芸術的。
北斗はMASAとこの二人の独壇場でした。
だから、今回のエリア予選でZENOが予選落ちしたときは「もうZENOの時代は終わったのか」「いや本職のバイオが忙しくて練習不足だった」なんて言われてました。
ここからの巻き返しに期待したいところです。
エリア予選決勝に進んだのはZUとWAGNASとJDR-OKの三人。
一次予選でNo.13で3000点超えをマークしたのが勝因だったようです。
しかし一次予選でダーティを入れてくる運営はなかなかである。
他サイトさんのレポートとか読んでる限りではダーティ発表の瞬間は会場が騒然としていたらしい。
そりゃそうだ。ここで全押しスクラッチが飛んでくるとは夢にも思わないでしょうし。
このエリアは各エリアが☆12で勝負している中、まさに勝つための真剣ガチンコ勝負が繰り広げられていました。
☆10付近が異様に強いZUが選んだのは、☆10であるため一つのGOODや黄グレが大きく順位に影響を及ぼし、後の勢いに差がつく可能性があるGRADIUS -FULL SPEED-
癖のある譜面にやたらと強いWAGNASが選んだのは、目まぐるしいソフランで一度BADハマりしたら体勢を立て直すのが大変なFascination MAXX
超発狂にすげえ強いJDR-OKが選んだのは、IIDXでのSP三強譜面に数えられる圧倒的物量と超発狂を誇る総ノート2000の嘆きの樹
それぞれが、それぞれのプライドをかけて戦ったわけです。
誰が勝っても不思議ではない、そんな激戦でした。
- 目次
- 第一回 頂点に立った者
- 第二回 神速人
- 第三回 直球勝負
- 第四回 北の大地から
- 第五回 夏でも冬
- 第六回 独走
- 第七回 四天王とゾンビハンター
- 第八回 中四国の方には申し訳ない
- 第九回 アイアンマン
- 第十回 違う大会
- 第十一回 演出とそれを演じきる実力
- 最終回 ランカー